システムの床面からの高さを変更する

システム全体またはシステムの一部の床面からの高さを簡単に調整できます。連結されているすべての荷重のほか、ホイスト、ブライダルなどの支持部、および連結されているオブジェクトも、高さ調整されたトラスと一緒に移動します。

システムの床面からの高さを変更するには必ずこの方法を用いてください。オブジェクト情報パレットでリギングオブジェクトのZ値を変更して高さを調節しないでください。

床面からの高さを変更するには：

トラスまたは吊り元を選択します。

オブジェクト情報パレットのシステムの床面からの高さを変更をクリックします。

あるいは、トラスオブジェクトの場合はトラスを右クリックし、コンテキストメニューからコマンドを選択します。

床面からの高さを変更ダイアログボックスが開きます。

パラメータ	説明
変更する対象	床面からの高さを変更した場合に移動する対象を選択します。移動するオブジェクトが図面上で強調表示されます。連結システム：トラスまたはトラスライン、および連結されている支持部。垂直方向システム：トラスまたはトラスライン、および連結されている支持部のほか、トラス接合部と重ねられたトラスなど、トラスの上下に重なっているオブジェクト、あるいはホイストで連結されているオブジェクト。システム全体：連結されているすべてのトラス、支持部、および連結されているオブジェクト。
値	床面からの高さが絶対値の場合は、高さまたは距離の値を入力します。床面からの高さを相対値で変更する場合は、プラスまたはマイナスのオフセット値を入力します。
参照高さ	値の絶対値または相対値を選択します。絶対値は、新しく設定するシステムの高さを表します。相対値は、システムの高さを上（プラス値）または下（マイナス値）にオフセットします。

変更する対象で選択した変更の範囲に応じて、システム内の吊り元、トラス、および連結されているオブジェクトのすべてまたは一部の床面からの高さが変化します。一部のホイストの長さは、それらが上と下のどちらにあるか、あるいはトラスまたはトラスラインが上と下のどちらに移動するかによって増減することがあります。